4月総選挙、五輪中止、岸田氏新総裁は?

菅義偉総裁の現状は、政界内部では、もはやレイムダック(死に体)状態との声も一部で囁かれ始めた。就任時のような周囲への影響力も失せ、ご本人も危惧されているようだ。では、国の政治としては、どうすれば良いのだろうか?コロナ禍の現状は、諸外国よりは比率的には深刻度合いは低いようだが、感染拡大の収束は見通せない。そして実際の医療現場や医療関係者のご苦労や苦悩に対しては、ただただ頭が下がるばかり。一方、本年2021年は、“コロナ”の状況に拘わらず、自民党総裁選挙(9月)、任期満了に伴う衆議院解散(10月)は必ず行う必要がある。そこでにわかに取りざたされ始めたのは、総選挙の時期と、それとの関わりもある東京五輪をどうするか?さらには、菅政権が短命となった場合、菅氏の後任がどうなるか?であろう。それらは膨張した国家予算や対外問題(外交)等も絡み、国民の観測や希望レベルだけでは如何ともし難い課題だ。メディア報道では、マスコミ関係者や政治評論家はそれぞれの立場で、情報やコメントを(日常的に)発信はしている。そこで異論や反論は承知で、敢えて筆者の見解も述べさせていただく。まずはタイトルで挙げた東京五輪からである。内定・候補のアスリートの皆さんや五輪関係者の思いは別とすれば、国民の多くがすでに中止(または再延期)にすべき、との声が圧倒的のようだ。これまで、準備等にかかった多額の費用、財政的な支出、また関係出資企業等のことも考えて、例えば無観客試合やメディア放映だけでの対応も一部では言われている。ただ、海外の参加選手等のことも考えれば、もはや無理との結論も止む無しであり、その上で、今後のことをどうするかの議論を展開することになろう。そうなると、菅氏が先ごろまで望んでいた五輪後の総選挙は事実上”一旦白紙"である。だとすれば、どのタイミングで総選挙を行うかであるが、対コロナの“3密回避徹底"を前提に(菅氏が決断できるかどうかの問題もあるが)4月総選挙もあり得るのでは‥。当選が危ぶまれる一部の政治家は既に選挙準備を開始したようだが、菅氏の“参謀役"を担った二階俊博幹事長(81歳)の“動き”で政局回避に繋がるかどうかであろう。次期総裁候補としては、河野太郎氏(58歳)が新たに「新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣」に任命されるなど、ご本人の意志や周囲の期待も一番手に挙げられているようだ。私もそれは理解できる。ただ、これまでは発信力が弱いとされて実現できなかった岸田文雄氏(63歳)は、今では気力もみなぎり、安倍晋三前総理と気持ちも新たにタッグを組み直せば、安倍氏も含めて、今なお有力な総裁候補の筈。既に米国のバイデン新大統領と面識もあり、海外に対しての日本国の発信力も回復できるのでは‥との思いがある。以上が、筆者の“現時点での囁き”である。